　狩川へ、、、
　ＧＷも今日で終わり、もう一度世附川へ行きたかったが、疲れも考え我慢した。ネットで何気なく漁協のＨＰを見ていると、４月２８日に狩川・内川で放流したとの情報が出ていた。放流の様子が写真で紹介されていたが、写っている橋を分析してみて場所が判明。そうなりゃ、行かない手はないでしょ。ということで、２時半ごろ家を出た。
　放流場所は夕方にとっておいて、まずは浄水場の奥へ行ってみた。取水の先、いつもは車が止まっている場所も、今日は空いている。早速、車を止め、支度をして川へ下りようとしたとき、パトカーが林道を上がってきた。警官を見て顔をそむけるのが、犯罪者の心理だとテレビの警察番組で聞いていたので、ごく自然に振舞ったら行ってしまった。まあ、人相が悪い奴には見えないか。
　いつ来ても、狩川の水量は豊富で、水は限りなく澄んでいる。渓にはいい匂いが漂っているが、頭上を見上げれば、紫の野藤が咲き誇っている。
　キジでポイントを攻めていくが、魚信はない。ちょっとした流れで、仕掛けが上流に動いた。合わせるも、掛からず。相当スレているのか、それともチビメなのか。結局、４時までやってみたが釣果はなかった。

　放流場所へ、、、
　目星を付けた場所に行ってみると、やはり漁協の写真通りだった。ＧＷ用に放流したのだろうが、まだ少しは残っているのではないか。そんな残り物を狙う釣りだ。
　キジをていねいに流れに馴染ませていくが、全く魚の気配はない。それどころか、あちこちに張り巡らされた蜘蛛巣が仕掛けに掛かって悩ましい。
　放流場所であろう橋の下は、それこそ丁寧にしつこく流したが、ダメだった。５時を過ぎた頃、やっと魚信。チビメだが、まあ釣れないよりはいいか。
　結局、５時半まで釣ってみたが、チビメをもう１匹追加しただけで、狙いの放流君は来なかった。もしかして、あの写真は昔の放流の様子ではないの？そんなことは、ないか。

　